豆乳を売りさばいた嫁


日常

中学の時だったと記憶してるけど、友人A子に「スーパーで試飲をしてもらうバイトを一緒にやってほしい」と頼まれたことがある。
よくあるよねー、新商品とか試飲して買ってもらおうっていうやつ。
そのバイトだというので、面白そうだしやってみることにした。

本来なら一人でやるものみたいだけど、A子が一人じゃ不安ってことで友達も一緒にいいかと聞いたらいいと言われたので私を呼んだようだ。
二人分のバイト代を払ってくれるならいいね!

で、実際に試飲は新商品ではなくて、昔からある小さい豆乳パックだった。
3種類くらいの味があって、それらを適当に紙コップに入れてお客さんに飲んでもらうということみたい。

紙コップは小さいやつだったけども、どのくらい量入れたらいいのかわからない。
A子と話し合った結果、半分くらい入れて試飲をすすめてた。

私もそうだけど、実際試飲を勧められてもよっぽど興味がないと受け取らないものだよね。
でも私達は学生服でバイトしてたので、それが逆に良かったのか、マダムたちはニコニコして試飲の紙コップを受け取ってくれた。

でもね…バイトのかなり後半で気づいたんだ…。

小さい紙コップとはいえ、試飲で半分の量は多かったみたいで。
受け取ったものの、結構量があって飲むのに時間かかってるマダムたち続出…。

(量が…多いか…)
そう思ったものの、友人A子がどんどん紙コップに半分の量を入れていく。

(まぁ…いいか、もうすぐバイトも終わる時間だし)

多分3~4時間くらいのバイトだったんじゃないかな。忘れたけど。
豆乳はそれなりに売れた。
飲んで買ってくれたマダムたち、ありがとう…。

バイトが終わって試飲に使ったパックの量の多さに驚いた。

え…さすがにこれは…試飲に使いすぎでは…。
売れた分以上に使ったのでは…。

やはり紙コップに入れる量が多かったのだ。
担当者に何か言われるのではないかとビクビクした私達だったけど、ニコニコ顔でバイト料を渡してくれたので、速攻帰った。

担当者、あとであの使ったパックの量見て愕然としたのではと…。

でも良い経験したよね!
ちなみにいくら貰ったかは忘れた。

高校の時は他にも、小さな町工場で部品を磨いたり加工するバイトしたり。
結婚式場で料理を運ぶバイトをしたりしてた。

当時オタクだった私は稼いだお金でOVAを買ったりしてたね。
あとアニメのサントラとか、アニメ録画用ビデオテープとか。

大人になってから転職の合間に一時期フリーターやってて、その時のバイトはゲーセンだったけどそのバイトが一番自分に合ってた。
天職だったような気がする!

世の中には変わったバイトも多いみたいだけど、私のバイト経験は比較的普通だったなw

コメント

タイトルとURLをコピーしました