命名に悩む嫁


日常

何かに名前をつけるときってめちゃくちゃ悩むんだよね。
たとえば、家庭用ゲーム機でRPGなんか遊ぼうって思った時。

物語の主人公に共感したり、妄想できたりするようなキャラにしたい。
そのためには名前はすごく大事だ。

変な名前は絶対つけたくないし、つけたこともない。
『ああああ』とか『うんこ』とか絶対つけないな。
だってあとで絶対後悔しそうだもの。

めっちゃシリアスで感動的なシーンで、「うんこ…愛してる」とかヒロインに言われたら笑うしかない。
いや、そういう遊び方も面白いっちゃ面白んでありよりのありだけど!
でも私はいつも真面目に考えてつけている。

語感や字面が良く、これから遊ぶゲームの世界観にあった名前をつけたい。
だからすごく悩む。

待ちに待った新作RPG、さぁ遊ぶぞ!と電源入れて、主人公の名前を入れるシーンでたっぷり30分くらい悩む。
横で見てた弟が飽きてどっかにいってしまうくらいには悩んだ。

毎度新しいゲームをするとき、命名で必ず考え込んでしまう。
自分の名前は絶対にいれない。
その世界観に合わない名前が気になってしまうから。

といっても、そこまでガッチリ世界観に合わせてるわけでもなく。
とりあえず西洋風RPGならばカタカナで西洋風な名前にするってだけだけども(笑)
和風RPGならばもちろん和風な名前にする。
でも自分の名前はつけないという変な信念。

なんというか、私がゲームで遊ぶときは自分自身が主人公というより、そういうキャラの主人公を私が作る、動かすという感覚でいる。
ドラマチックな場面ではそのキャラでどんな会話でどんなシーンになるのか、漫画のコマ割りで妄想したり、アニメ風に妄想したりしてしまう。

私は昔よく漫画を描いてたけど、ゲームの主人公を私が描く漫画の主人公と同じように感じてるのかもしれない。
主人公は私ではないけど、主人公に共感はできる。
共感できるような、その世界にどっぷり浸れるようなキャラでないとダメなのだ。

そこで一番大事なのが名前なのだ。

『名は体を表す』という言葉があるけど、その辺を結構意識してるかもしれない。
あと、私は『言霊』をかなり信じている。
命名と言霊は別物かもしれないけど、やはり名前や言葉には何かしら力があるんだと思う。
なので軽んじることができないのだ。

漫画を描いてた頃はキャラの名前はものすごく時間をかけて考えてた。
漢和辞典などで漢字の持つ意味も調べた。
漢字ひとつとっても読み方がたくさんあり、意味もいろいろあるから漢和辞典は大好きだったなぁ。

なんか中学高校の頃はいつも漢和辞典見てたような気がする。
もはや愛読書になってたな。

命名といえばペットなんかもそうだね。
ペットの名前も毎度考えに考えた。
猫を拾ってきた時、めちゃくちゃ考えた。

3日位考えた。
それは失敗だった。

なぜなら猫の名前を3日間悩んでるうちに母が勝手に「ミィちゃん」と呼び始めてたからだ。
なし崩しに名前は『ミィちゃん』になってしまった。
考えすぎるのも考えものだわ。

ペットの名前はイメージやひらめきでいいような気もする。
よっぽど変な名前じゃない限りは。

洒落た名前をつけようとは思わないけど、呼びやすく愛着のわく名前がいいなーと。
でももし今後白い猫を飼うことがあったら『トロ』ってつけたいと密かに思ってたりする。

おわり

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