パニクる嫁


日常

それは私だ。
私はたまにパニクる。

私がパニクった場合、二通りの結果になる。

ひとつは頭真っ白になって思考停止になる。
もうひとつは焦って更におかしなことをしてしまうこと。

この場合、真っ白になって思考停止したほうが被害が少ない。

ちなみに思考停止するときは大体誰かに怒鳴られたり叱られたときが多い。
ショックで頭が真っ白になって動けなくなる。
だから余計に怒られたりもする。

ちなみに「早くしろ!」とか言われても同じ状態になる。
早くしなきゃ!って気持ちだけが先走って思考が停止する。
そして逆に何を先にしたらいいのかわからなくなり動作が停止する。

私に「早くしろ」と言うと逆に遅くなるので要注意ね。
急いで欲しいならやんわりと「早めによろしく」くらいでお願いします。

もう一つの『更におかしなことをしてしまう』ほうはヤバイ。

我が家はカセットコンロでいつも調理している。
ある日ガスをつけて調理をしようとしていたが、点火して少したったあとフライパンから焼いてるような音が出てない事に気づいた。

その時は調味料の計量などしてて気づくのが遅れたのだ。
おや?と思ってフライパンの下を覗くように見てみたら火がついてなかった!
ガス臭い!!!

あわわわわ!!!ガスが!ガスが!
私はこのときなぜか相当にパニクった。

ガスに火がついてない!→火を早くつけなきゃ!

私は素早くつまみを一回戻して点火し直した。
その瞬間。

目の前が炎に包まれた。

「うわ!」

ドラクエで言うと『メラ』くらいの火力だったかもしれない。
この瞬間に私の人生終わったと思った。

だけど結果は、漏れたガスは少し周りに漂っててそこを一瞬燃やしただけで、すぐに消えた。
私の前髪も燃えずに済んだ。

あのときは本当にびっくりした。

今までもたまーに火がついてると思ってたらガスだけ出てたってことはあったんだけど、その時はとりあえず一旦つまみ戻してガス周りの空気を散らしたり十分換気してから火をつけてた。

このときはガスが出てた時間が長かったため、「ヤバイ!」が頭の中を支配してしまいパニクったようだ。
だからってガスがまだ漂ってるのに点火するアホは普通はいないでしょ。

ここにいたけど。

パニクると私はヤバイ。
こんなのはドジっことかおっちょこちょいとか言う可愛いレベルじゃない

もはや危険人物

自分で自分が怖い。
それ以来ガスにはめっちゃ注意するようになった。

最後にもう一つ、私がパニクった事件を紹介しよう。

ある日、なんか足がかゆいなぁと何気にかゆいところを触ったらどうも蚊にさされたっぽかった。
その瞬間、蚊のようなものが飛んでるのをチラッと見た様な気がした。
私は焦った。

蚊は第一種警戒態勢に値するのだ!!
蚊がいたら安眠妨害される!!!
最悪の事態だ!!!

私はすぐに横にいる旦那にそれを伝えようと焦っていた。

「蚊にさされたよ!蚊にさされた!蚊に!」
「ん?」
「蚊にいるよ!かにがいる!カニがいるから気をつけて!
「wwwwカニはいませんwwwwwwwwww」

落ち着け私。
どうしたんだ私。

「あなたおかしいですよwww家の中に蟹はいないからw

せやな?
いくらなんでもパニクりすぎでしょう私。

というわけで、パニックになると固まったりオカシクなったりする。

いつかパニクった結果宇宙人とトラブル起こして地球を滅亡に追い込むかもしれないけど、そのときはゴメンネ?

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