オタク時代の痛い嫁


日常

今思えばオタクだった中学、高校時代。
でも当時自分は世のオタクさんたちよりは全然ライトだった。
それでも今思うとやっぱりオタクだったなーと。

自分の部屋の壁にはお気に入りのアニメのポスターが20枚くらい貼ってあった。
いやもう、圧巻だったね。
遊びに来た友達は大体「おー」って言う。

アニメージュとかアニメディアとかアニメ系雑誌を何冊か毎月買ってた。
中学の頃はまだそれでもおとなしいほうだったかな。
高校に行ってから少し痛かったように思う。

たとえば家庭科の時間、好きな図案で刺繍しましょう!って課題で私はマンガのキャラクターを選んだ。
周りを見たらみんな花の柄だったよ…。

先生が好きな図案って言ったじゃん!みんなそんなに花が好きなの!?
ってちょっと納得いかなかったけど、私は好きなキャラを刺繍したかったんだよ。
でも、結局完成しなかったけどね!

高校では美術部とマン研を掛け持ちで入ってた。
美術部が週4でマン研が週2、日曜以外は毎日部活動だったね。
(当時は土曜は半日授業があったんだよ)

そのマン研で知り合った子たち、そして中学時代仲良かった絵の上手い子両方に声をかけて同人サークルを作った。
みんなでお金を出し合ってマンガを描いて、同人誌を作り、地元の即売会やコミケにも行った。
青春だったなぁ(遠い目)

私の青春に男はいないよ。ほっといてくれたまえ。
いたとしてもそれは2次元だ。

地元の即売会ではラムちゃんの制服コスプレもしたね。
若かったなぁ私!!今は無理だし!

ちなみにそのとき真っ白いTシャツに私が墨汁で「海が好き」と書き、弟を説得して着せて即売会に連れて行ったら、仲間に受けてた。
(『うる星やつら』の竜之介のコスプレ)

墨汁で書いてすぐに着せたから、「肌に墨汁がついて冷たい」とか言ってたけど私は聞こえないフリをした。
ごめんよ、乾かす時間なかったわ(笑)

即売会会場で男性が一人弟に近寄ってきて、数秒後に「え!?あ?男のコ!?」と焦ってたのに笑ったw
ごめんね。妹がいたら良かったんだけど弟しか持ち合わせてなかったんだよ。

私はセーラー服そっくりの普通に売ってた服に中学時代のスカート、あとはカチューシャに紙で作ったツノつけて完成というコスプレというのが恥ずかしいくらいなものだったけども。

即売会終わったあと、着替えてみんなでお茶して帰ったけど私ツノつけたままだったよね。
みんな教えて?黙ってないで?
めちゃ痛い人になるじゃん!

高校の修学旅行のときはちょうどアニメ雑誌の発売日で、旅行中になんとかゲット。
宿の部屋でみんなで記念撮影しよう!って流れになって写真を撮ってもらったけど、私はなぜかゲットしたアニメ雑誌を開いて見せて笑顔で写っていた。

数年後その写真を見て「うわっ、私痛っ!」と顔を覆ったよね。
他のクラスメートも「こいつ何やってんだ」って思ったろうなぁ…。

ちょっと黒歴史かもしれない。
でもま、人には黒歴史のひとつやふたつくらいはあるもんだよね!
こんなの可愛い黒歴史だと思うので安心して今夜は眠れそうです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました